○TPGスタッフ(以下、TPG):
昨年TPGにご出品され、TPGアワードを獲得しましたが、TPGはいかがでしたか?
●熊坂出監督(以下、熊坂):
ほんとに楽しかったです。以前『パークアンドラブホテル』で国際映画祭を回った時、自分の日常では会えないような様々な方達との出会いがあって、相当に刺激を受けたのですが、TPGでも同様に、非日常的な経験をさせてもらいました。本当に感謝しています。ネットワーキングレセプションやクロージングパーティなど出会いの場も充実していて、国際映画祭同様に様々な出会いをもたらせてくれました。
また、TPGアワードの受賞は非常に有難いです。『テーブルの上の秘密』という企画を売り込む際、セールス・ポイントの一つになると思います。
○TPG:
TPGミーティングはいかがでしたか?
●熊坂:
初めて企画の話を海外の方としてみて、相手と自分のニーズがどう具体的に結びつくのかという命題の重要性を、改めて考えさせられました。文化も言語も違う人たちとのコミュニケーションなので、一層、意識させられたのだと思います。TPGのミーティングは、そういう意味でいい訓練の場にもなりました。
海外の方々からのアドバイスも非常に参考になりました。当たり前のことかもしれませんが、海外でのセールスを前提とした場合、出来上がったものを外に持っていくという方法論だけでなく、企画段階から互いに話し合って作っていくという方法論も、海外の市場ではごく当たり前にあるのだということを、とても生(なま)に、認識させられました。
○TPG:
今後TPGに参加される方々に対して、アドバイスのようなものはございませんか?
●熊坂:
アドバイスだなんて厚かましいことはできませんが(笑)、熱意は大切だと感じました。TPGのような場では、思いも寄らなかった人と自分とが深い関係になるという可能性が山ほど転がってるように思います。熱意を持って、様々な可能性を想像し、様々な相手と接点を持ち、自分の企画を話す、ということは大切だと思います。僕の場合は、自分がというより、一緒に参加したプロデューサーの平体さん((株)スタジオブルー 平体雄二プロデューサー)がそういった方で、アワードをいただけたのは、彼のそういう姿勢を評価して頂いたという側面がかなり大きく占めるのではないかと思います。
○TPG:
TPGの運営面で何か要求はございますか?
●熊坂:
滅相もないです(笑)。強いて言えば、これからもずっと続けていって欲しいということと、参加者の中には、僕のように海外への企画セールスに慣れていない人もいると思うので、事務局スタッフの方達には出品者のミーティング内容にもっと立ち入って欲しいです。「今日はどうでしたか?」みたいな一言から発展するおしゃべりが、出品者がなんとしてでもこしらえたいと考えている企画の実現性を、より高めてくれる気がします。
○TPG:
本当ですね。我々ももっと各企画のニーズにかなったサポートができるよう、今後、一層努力していきます。本日はどうもありがとうございました。
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Tokyo Project Gathering 2010 [国際共同製作企画マーケット]
会期: 10月25日(月)-28日 (木) 9AM-6PM
会場: 東京 六本木アカデミーヒルズ 40F
TPG2010選考企画発表!
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